無の精神療法 -3-

IVER.

2010年03月27日 17:27

いよいよ無の精神療法を一緒に学んでいきます!

問題を対処する手順として、
まず「原因」を知り、治療箇所・方法を判断し、
それから行動に移すということが、大切です。

その中で、一番大切なこと、
問題の「核」の部分を理解し、改善しない限り、
どんなに末端を修復しても、問題は再び起こります。


例えば、血液が固まる病気だとして、
腕の血管部分に血液が凝固し詰まったとします。
そこで、固まった血液を手術で取り出しても、
もしその原因が、首にあるとしたら、
何度腕の血塊を取り出しても、再び問題は再発します。

例えば、沖縄にある基地の問題。
兵隊さんたちも、遠い国からやってきます。
とても若い子達です。
淋しくて、若さゆえの見栄で、様々な問題を起こします。
もし同じ状況だった場合、
果たして自分だったら問題を起こさなかった、
とはっきりと断言できるでしょうか?
しかし、起こした問題は、簡単に文章にできることではないぐらい、
とてもいけないこと。
被害者の傷は、とてもではありませんが、
癒えるものではありません。
もし、自分の愛する人が、このような事件に巻き込まれたとき、
怒りをおさえ、相手を許すことなど、
果たしてできることでしょうか?
(文章を読み、気を悪くされた方がいましたら、申し訳ないです)

だからこそ、まだ被害がないうちに、
未来の自分の愛する人を守るために、
今、学び、できることを行動しなければいけないのではないのしょうか?

いざ、起こってからではすまなかったことにならないうちに。

高江で起こっている問題をあげさせていただいても、
高江の住民や市民団体に作業をやめてくれと言われて
苦しそうな表情またはかたくなに無表情を作っている
警備員も、中年から初老の沖縄の人間。
作業会社の東開発と作業受けしている組も沖縄の人間。

この世の中、頭で理解していても、行動が矛盾していること、
心で涙して、生活のために、やらなければいけないこと、

簡単に解決できる問題ではないです。

>「どんなに自分らしさを貫きたくても、生活という現実がのしかかる」

きれいごとかもしれないが、
「きれいごと」を貫くためにも、
まずは、その様々な問題の「核」の部分を理解し、
行動に移していかなければならない。

中心を理解すると、今までみていた景色が全て変わります。
全ての点が、円となり、繋がっていきます。
山の頂上からだと、下の景色がよく見えるのです。

このように、今私達の国で起こっている問題の、
一番芯の部分、中心部分、深い部分は、何なのだろうか?
これまでの様々な問題がなぜ起こっているのか?

その全ての答えを知るために、

ある一冊の本と、ついに出会いました。

今日までの私の経験、私の知識は、
この本を理解し、価値に気づくためだったかのように、おもいます。

「無の精神療法」

次回から、一緒にこの本について、学んでいきましょう!

IVER

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