IVER　「生き方の解釈２０１０」

「無の精神療法」　稲福　薫
～薬によらない統合失調症の治し方～

精神病に限らず、この本の内容の中に、
現代に生きる、我々の全ての問題の本質、
中心、核の部分が記されていると、私はおもいます。
それでは、本格的に、一緒に学んでいきましょう！

はじめに

ここに事実を提示します。
これはれっきとした事実で、
毎日の診断で普通に起こっていることです。
この事実の中に統合失調症を治療せしめる真理があります。
そして、統合失調症は親子関係に源があり、
家族、特に母親への治療なくしては
子供の統合失調症は治らないという証拠です。
母親が子供の統合失調症を治してほしいと来院しています。
その母親には必ず「不調和波動」が付いています
（下の写真で体にまとわりついている黒い霧と電波のように表現）。



子供にも鏡に写ったように、
母親とそっくり同じ「不調和波動」があります。
子供の統合失調症はこの「不調和波動」が原因です。
しかし、子供のほうは治療しないで
母親だけを治療します。
母親の「不調和波動」を消してしまうわけです。
治療により母親の「不調和波動」を消してしまうと、
その瞬間に、何の治療もしていないのに
子供の「不調和波動」が消え、子供が治ります
（問題なのは母親のほうがすぐに元に戻ってしまうことですが、
この問題は後で詳しく説明します）。



逆に、母親のほうは治療しないで、
子供だけを治療しようとしても
決して子供を治すことはできません。

これは厳然とした事実です。
この事実の中に心の病の根治につながる真理が
隠されているわけです。
それを本書では一つ一つ明らかにしていきたいと思います。

今日はここまです！お疲れ様でした！！
次回に続きますよ！

IVER

※統合失調症とは？『ウィキペディア（Wikipedia）』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B1%E5%90%88%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87